朝晩はかなり冷え込みを感じる気候になってきましたね。
さて今回の「谷瀬つり橋オートキャンプ場」は、以前からご紹介したいキャンプ場の1つだったのですが、他の記事との絡みですっかり遅くなってしまいましたm(__)m
こちらのキャンプ場において、とくにおすすめポイントなのが、
INOUT時間にかなりゆとりがある!
敷地がめっちゃ広い!!
てことです♪
敷地が広いってことは、混雑時でもある程度ゆとりをもった設営ができますし、ある意味キャンプブームの味方ではないでしょうか(^。^)!?
サイトが広すぎるゆえ、うまくご紹介するのが少々難しいところですが、動画を交えながらお伝えしていこうと思いますので、どうぞ最後までご覧ください(^ ^)
目次
基本情報
住所 | 奈良県吉野郡十津川村上野地 |
電話番号 | 0746−68−0118 |
営業期間 | ほぼ通年 ※年末年始は休業 |
サイト | 区画サイト(砂利と土)、フリーサイト(砂利) |
料金 (人数+テント設営+車単位) |
大人500円(中学生以上)、子ども(3歳以上)300円 テント1張1000円 +普通車・バイク1台1000円、キャンピングカー1台2000円必要
【デイ】 テント1張500円 +普通車・バイク1台500円必要 |
INOUT | 6時〜翌17時 ※但し、GWやお盆、3連休などは12時チェックアウト |
設備 |
トイレ2ヶ所、炊事場3ヶ所 シャワー、五右衛門風呂あり |
その他 |
車の乗り入れ可 ゴミは持ち帰り 薪の販売あり(1束600円) ペットOK 直火OK(但し、河原サイトのみ) AC電源なし |
ほぼ通年営業と考えていいですが、年末年始はお休みとのことなので、事前に電話で確認してから向かってください。
サイトは、区画とフリーの2種類。
区画サイトは管理棟から離れた場所に9区画ありますが、広大な場内敷地のほとんどがフリーサイト扱いとなっており、区画よりもフリーをメインにしている印象です。
サイトは後ほど詳しくご紹介しますが、とにかく広い( ゚д゚)!
料金は、利用者の数+車の台数+テントの設営数を加算するシステムでちょっと複雑ですが、それぞれの設定金額が安いめなので、合計料金としてはリーズナブルな部類かと思います^_^
冒頭でもお話ししたINOUT時間ですが、朝の6時からチェックイン可能で、翌日の夕方17時まで利用できるのはかなりお得です(^O^)
繁忙期は12時チェックアウトですが、それでもゆっくりできる方だと思います。
デイキャンプも同じく朝の6時から入れるので、かなり余裕がありますね♪
設備に関しては、多少年季が入っており、正直すごくきれいとは言えませんが、利用にはとくに問題ないかと思います。
女性などトイレが少し気になるところですが、詳しくは設備のところで。
今やかなり珍しい「五右衛門風呂」も利用できます!!
ゴミは捨てることができず、持ち帰りとなってるのでご注意ください!
キャンプ場で販売されてる薪はこんな感じ↓
河原サイトについては今時珍しく直火OKですが、その他の杉林サイトや区画サイト、バンガロー周辺は直火禁止となっているのでご注意ください!
あと、キャンプサイト以外の料金については以下のとおり↓
バンガローについてはけっこう料金差がありますが、建物の大きさによるということでしょう。
ログハウス | 15000円 |
バンガロー(6〜15畳) | 6000円〜20000円 |
コンテナハウス(4〜8畳) | 6000円〜8000円 |
アクセス
昔に比べると、十津川村への道路もかなり良くなりましたが、所々には狭いところもあるので注意が必要です。
大阪・奈良方面から行くと、途中に幅の狭いトンネルや急カーブが数ヶ所あるので、車の対向に気をつけてください。
それらの場所を除けば、おおむねアクセス良好です^ ^
キャンプ場の看板を目印に右折し、坂を下っていきます。
ちなみに、ここを右折せずに直進して行くと谷瀬の吊り橋・十津川温泉方面です。
坂を少し下ったところの分岐は、右手の方へ!
ここを左手に進むと、すぐ近くにある「つり橋の里キャンプ場」という別のキャンプ場に行ってしまうのでご注意を〜
ただ、こちらのキャンプ場も魅力あるところで、過去にご紹介してるのでよろしければ以下の記事もご覧ください(^-^)
先ほどの分岐から間もなく左右に分かれた道になりますが、向かって右は退場する際の道になってるので、左側の道路から進入します。
管理棟の前まで行くと、スタッフさんが出てこられるので、そのまま受付を済まして場内へ。
ちなみに、管理棟向かいの売店では薪の他、ちょっとしたお菓子や虫取り網などの販売もあります。
サイト
こちらがキャンプ場内の全体図。
これだと広さが伝わらないかと思いますが、河原の前にあるサイトはかなり広大です!
まず最初に、このキャンプ場の上に架かる橋から場内を撮影した動画をご覧ください↓
なんとなくイメージが掴めると思います(^^)
今回は便宜上、キャンプサイトを杉林サイト、河原サイト、区画サイトの3つに分けてご紹介したいと思います。
杉林サイト
管理棟すぐ横で分岐になり、左が杉林サイトへの直近の道、右は河原サイト・区画サイトへの道になります。(写真に記載の予約サイト=区画サイト)
とはいえ、実際はどこからでも道は繋がっており、どのサイトに行くにしてもどうとでもなる感じです笑
明確な場内道路が分かりづらく、私も初めて行ったときは迷ってグルグルしながらサイトに入っていきました^^;
ご覧のとおり、杉林サイトはきれいに木々が立ち並んでおり雰囲気が良いのと、夏場などは日陰も期待できることから人気のサイトだと思います( ^∀^)
サイトへの入り口が分かりにくいものの、明確には出入り口が決まってないので、木の間を縫ってサイト内へ入っていく感じ。
よく見てみると、木と木の間が広くなってるところが何ヶ所かあるので、ご自身の車の大きさと相談しながら無理のない範囲で進入してください。
サイト内に入ると、なんとな〜く真ん中あたりに道があるので、その辺は避けて設営を。
地面は砂利で、フリーサイトですが、木と木の間にテントを張ることになるので、持参したテントの大きさに合わせて場所を選びましょう(^-^)
杉林サイトの前には、自然の温もりが感じられるこんな遊具も( ´∀`)
ただし、ケガしないようにご注意を⚠︎
自分は太ももを強打しました笑
河原サイト
管理棟から河原の方へ行くと、すぐ左右の分かれ道になります。
河原サイトもフリーサイトなので、実際にはこのあたりからサイトの領域となり、左右どちらに進んでもかなり広〜くなってます(OvO)
河原サイトは直火OKとなってますが、、、
①木の燃えカスや灰は、スコップなどですくって灰捨て場に捨てる
②積み上げた石は元に戻す
といったルールは必ず守ってください!
近年、直火ができるキャンプ場はかなり少なくなってきてますが、それはルールが守られていないことが原因だと思いますのでぜひ!
個人的には直火しない派ですが、ほんとに貴重な場所だと思います^_^
では、河原サイト右側→左側の順に見ていきましょう♪
河原サイトの右側
これ、どこからどこがサイトなん??
って感じですが、写真のほぼ全てがサイトです笑
広さについては、最後の2枚の写真を見ると分かりやすいでしょうか^ ^?
河原なのでやや粗い目の砂利ですが、敷地内を重機でならしたような地面になってます。
テント泊するならコットor分厚い目のマットがあった方が快適かも(^ ^)
こちらのサイトのデメリットとしては、広いからといって奥の方へ場所取りしてしまうとトイレや炊事場を使うときに管理棟近くまで戻ってこなくてはいけないので、かな〜り遠くなってしまいます(>_<)
サイトと川との距離感はこんな感じ。
広いサイトのどこにテントを張るかによって違ってはきますが、川のすぐそばでキャンプをすることも可能!
河原サイトの左側
先ほどの左側に比べると形が細長いぶん少し狭くなりますが、それでもかなりの数のテントを張ることが可能でしょう!
サイトの手前の方は杉林サイトの前、奥の方は区画サイトの前に位置します。
地面は同じく砂利のサイト。
区画サイト
区画サイト方面へは、杉林サイトの前を横切るように場内左側の奥へ進んで行きます。
区画サイトに関しては杉林サイトや河原サイトと違い、予約制となってる点に注意が必要です!
なぜか区画サイトの内、7番サイトだけがバンガローエリアの中にポツンとあり、他の8つの区画サイトは少し奥に並んで位置します。
その分岐が上の写真。
こちらは横長でわりと広いめ。
場所的に景色はイマイチかなぁ〜と思いますが、他のサイトと独立してるので、バンガローのお客さんが居なければプライベート感はあるかもですね。
地面はほぼ土のサイトです。
先ほどの7番サイトから少し奥へ、坂を下ったところにあるのがメインの区画サイトエリア。
ここは四角くきれいに区画されており、分かりやすいですね。
ただ、フリーサイトが自由に広く使える分、なんだか損した気分に感じてしまうのがチョットね...^^;
地面は砂利混じりの土って感じ。
バンガローなど
ここは参考程度に(^ ^)
ログハウスは1棟だけで管理棟近くに独立して建っており、その他のバンガロー・コンテナハウスは杉林サイトと区画サイトの間にかたまって並んでます。
建物自体は少々年季が入ってるように感じました。
それぞれ大きさが異なるので、人数に合わせてご利用ください。
設備
場内の広さを考えると、トイレや炊事場が少ないのが少し残念ですが、管理上仕方ない面もあるでしょう。
設備全体的にちょっと古さも感じますが、個人的には問題ないかと。
五右衛門風呂は珍しい体験ができると思います^ - ^
トイレ
①管理棟近くのトイレ
杉林サイト、河原サイトの右側〜中央付近からは直近となるトイレ。
屋根と柱の中に仮設トイレが埋め込まれたような造りになってます。
中身はそれなりのクオリティーで、女性だとちょっと抵抗がある方がいるかも!?
②バンガローエリアのトイレ
こちらは、トイレ、洗面所、炊事場が合体した建物になってます。
ウォシュレットとまではいきませんが、管理棟近くのトイレと比べるときれいで使いやすい印象!
炊事場
①杉林サイトの炊事場
杉林サイトの端っこにある炊事場は、必要最低限といった感じ。
まあ、洗い物をするには問題ないですね^ ^
②バンガローエリアの炊事場
バンガローエリアのトイレ、洗面所とくっつくような形である炊事場。
簡易的な流し台があって最低限の設備って感じですが、とくに不自由はないかと思います。
③区画サイトの炊事場
区画サイトや河原サイト左側の奥からだと直近となる炊事場。
これまた必要最低限の炊事場って感じ。
シャワー
シャワーと次の五右衛門風呂は、場内左手の最も奥にあります。
少し坂を上がって、右がシャワールーム、左が五右衛門風呂の建物です。
シャワーは計6室あり、シンプルながら中はわりときれいに感じました^_^
シャンプーなどは備え付けがないので、ご持参ください!
利用料金は、3分100円。
五右衛門風呂
このキャンプ場の目玉とも言える五右衛門風呂^o^
風呂釜は小さめですが、小さなお子さんとなら一緒に入れる大きさです。
風呂からの景色もなんとなくいい感じ♪
使い方は簡単で、脱衣場所に温水器があるのでお金を入れ、自動で出てくるお湯を溜めるだけ。
熱いお湯が出てくるので、水を足して好みの温度に調節してください。
大体200円くらいでいい感じの量になります。
注意点としては、お金を入れる前に必ず床のハンドルを閉めておくこと!(開けたままだとお湯が溜まらない)
お風呂自体は新しいとは言えませんが、珍しい体験ができると思うので、興味のある方はぜひ!
五右衛門風呂にもシャンプーなどはないので、ご自身で持参してくださいね。
ちなみに、五右衛門風呂の内1つだけは、薪を燃やしてお湯を沸かすところから体験できるらしいです。
ただ、薪はご自身で用意が必要なのと、一から火をおこすのでかなり大変だと思います(^_^;)
時間と興味のある方はチャレンジしてみてもいいかも。
五右衛門風呂と同じ建物内には流し台とランドリーもありました。
灰捨て場
灰捨て場は管理棟裏に1ヶ所のみ。
場内が広いので、端っこのサイトからだと捨てに行くのが辛いことが残念ポイント(u_u)
キャンプ場前を流れる川
このキャンプ場の前あたりは水深が浅く、お子さんも安全に川遊びができると思います。
場所にもよりますが、大体大人の膝くらいまでかなぁ〜
ただ、場内の真ん中〜左の方から直接川へ下りるには、けっこう急な斜面になってるので、できれば場内右手の方へ回ってから川に行くことをおすすめします。
まとめ
アクセス |
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料金 |
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設備 |
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景観・総合 |
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アクセス面はおおむね良好。
料金システムはやや複雑ながら、比較的安く抑えられるが好印象です(^ ^)
ゴミが持ち帰りであること、トイレが少ないことや古さも感じられ、設備面で少し物足りなく感じることもありますが、逆に五右衛門風呂に入れたりといった体験もできるので難しいところですね^^;
あと、一点だけお伝えしておきたいのは、キャンプ場から谷瀬の吊り橋はほぼ見えないということです^^;
全く別物の赤い橋はバッチリ見えるんですけどね笑
場内の端っこに行けば吊り橋もチラッと見えますが、ほんとに少しだけ。
キャンプ場の名前から、そのへんを期待される方がいたら残念に感じると思ったので念のため^^;
やはりこのキャンプ場のメリットは、ゆとりのあるINOUT時間と広いフリーサイトですかね♪
休日など、他のキャンプ場でぎゅうぎゅう詰めの中でキャンプみたいな時でも、このキャンプ場なら比較的余裕をもってキャンプができるかもしれません^ ^
いつもより時間と空間に余裕をもったキャンプをお望みの方はぜひ!