最強のヘッドランプ見つけた!ペツル「スイフトRLプロ」
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今回からギアの中に新しく”登山関連”とカテゴライズし、アイテムをご紹介します。

その第一弾はヘッドライトから!

 

メーカーは超有名どころのPETZL(ペツル)。

ペツルといえば、ヘッドライトだけでなく、ヘルメットやカラビナをはじめとする登山道具、高所作業道具などをプロデュースするメーカーで、ショップでも目にしたことがある方は多いかと思います(^^)

 

まず話の始めとして、皆さんはヘッドライトって持ってますか?

そう、頭に装着し足元や手元を照らすあの便利な道具です^_^

登山界では「ヘッデン」などとも言ったりしますね。

 

その中でもペツルの「スイフトRLプロ」は、驚きのスペックから使っててホントに心強いと思うアイテムです。

購入してからわりと経ちますが、いまだに最強クラスのヘッドライトだと思ってるので、ぜひ読み進めてくださいね( ^ω^ )

基本スペック

 

明るさ
(ルーメン/照射距離)

リアクティブモード
弱(100lm/35m)・中(300lm/55m)・強(900lm/150m)・スポット(550lm/150m)

スタンダードモード
弱(10lm/12m)・中(200lm/55m)・強(550lm /110m)・スポット(250lm /95m)

赤色(4lm/6m)

使用可能時間

リアクティブモード
弱(10〜50時間)・中(5〜40時間)・強(2〜30時間)・スポット(4〜50時間)

スタンダードモード
弱(100時間)・中(5時間)・強(2時間)・スポット(4時間)

赤色(30時間)

バッテリー

充電式

重量 123g
耐水性能 IPX4

 

ヘッドライトで最も大切な要素である、明るさについては後ほど詳しくご紹介するとして、最大900ルーメンとはかなりのスペックです(^o^)

 

ルーメンとは??
光の量の単位で、国際単位の1つ。ルーメン(lm)。
当然、数値が大きくなるほど明るくなる。
LED電球の明るさを表すのに使われ、白熱電球の消費電力を示すワット(W)とは異なる。
使用可能時間に関して、後述するリアクティブモードの場合はかなり幅がありますが、ここは最低使用時間で見ておくのが安心ですね。
重さは123gと、ヘッドライトにしては少々重ため^^;
だが、その性能を考えると目をつぶれる範囲かと。
耐水性能としては「IPX4」となっていることから、直接水をかけることはできないが、雨による水濡れくらいなら耐えられると考えられます。
ただし、夕立のような豪雨の中、何の保護も無しに使用できるかについては不安があるため、雨具や傘などを使用する配慮は必要かと。

中身はこんな感じ

まずは箱の中身から。

購入時、ヘッドライト本体とバンドは分離されており、これらを合体させて使用します。

その他としては、ヘルメット用プレート、充電ケーブル。

 

ヘッドライトの前面部分はこんな感じ。

少々複雑に見えますが、写真向かって左側の部分に白色ビーム(ワイド&スポット)、赤色LEDが配置されています。

 

こちらのヘッドライトが凄いのは、リアクティブライティング機能というものが備えられており、センサーが周りの明るさを感知し、必要に応じた光量に自動的に調節してくれるんです!

その様子がコチラ↓

リアクティブ機能の動画

 

わざとセンサー部分を隠し、周囲が暗いと認識させることで、ヘッドライトの明るさが変化しているのが分かります(^^)

 

ちなみに、リアクティブモードとスタンダードモードは切り替えも可能になっています。

私も最初は勘違いしていたのですが、右側の透明な丸部分はリアクティブ機能のセンサーであるため、光ることはありません。

 

そして、赤色LEDが備わっているのも嬉しい機能。

じつは、このヘッドライトには前モデルとして「スイフトRL」というものが販売されており、そちらには赤色LEDが無かったのですが、PROになって追加されました。

 

これって写真をやる方にとってはありがたいポイント(^_^)

周囲に配慮しながら最低限の明かりを必要とする場面では重宝しますね♪

 

充電ケーブルは、USB A(充電器側)/micro-B(ヘッドライト本体側)となっており、ケーブルの差し込みは本体の下側にあります。

充電中はランプが赤色に点灯し、充電が完了すると緑色に。

取説には充電時間6時間とありますが、このへんは残量によって変わってくるでしょう。

 

ケーブルは約30cmと少々短めですが、持ち運びのことも考えると適正な長さかと思います。

使用感の実際 〜明るさについて〜

ここからは明るさをはじめ、私がこれまで使用してきた率直な感想をお伝えします。

大きさと重さ

この写真はスイフトRLプロを購入する前に使っていた、同じくペツルの「タクティカ」というヘッドライトとの比較です。

こうして見ると、やはりスイフトRLプロの方がひと回り大きく、ずっしりとした印象。

スイフトRLプロが重量123gに対し、タクティカが82gですから、実際手にしてみると明らかに重さの違いは感じます^^;

 

ただし、これまでの登山で使ってきた感想としては、とくに不便を感じておらず、少なくとも頭に装着して数時間歩いたくらいでは、首が疲れるなぁ〜なんて思ったことはありません(^^)

むしろ、これからお伝えする”明るさ”という強みを考えると、忘れてしまえるほどのデメリットかと。

明るさ

使用方法なんてのはスイッチを押すだけなんですが、こちらのヘッドライトは切り替えパターンが多くあり、けっこう複雑なので私なりにまとめた以下の表をご覧ください。

ちなみに、このスイッチを鍵マークの方にスライドしておくと、持ち運び中などに不注意で点灯し、バッテリーを消耗してしまうのを防ぐことができます。

 

まずはじめに、スタンダード、リアクティブ、赤色と3つのモードがあります。

さらにスタンダード、リアクティブそれぞれのモードの中に、弱・中・強・スポットと4段階の切り替えが可能。

 

ここで注目すべきなのが、スイフトRLプロの明るさを最大限に引き出せるのは、リアクティブモードでの使用時ということ。

取説に「動きの速いアクティビティではスタンダードモードで使用してください」とありましたが、さほど動きに変化がない登山なんかでは問題ないし、私自身も常にリアクティブモードで使用しています。

 

にしても複雑なので、ここで覚えておきたいのが以下の2点。

①1回押しで点灯させた場合、前回に消灯した時のモード(スタンダード・リアクティブなら弱から)で点灯する。

②スタンダード・リアクティブ・赤色どのモードからでも、6秒押しで消灯し、次に1回押しするとリアクティブモードで点灯する。

 

スタンダードモードとリアクティブモードは見た目で判別がつきにくいので、とにかく迷ったら6秒押しで消灯し、再度点灯させることでリアクティブモードで使用することができます。

 

こちらは取説の照射モードの図ですが、弱〜強では近くを照らすワイドビームと遠くを照らすスポットビームのミックス、スポットでは遠くを照らすスポットビームのみの点灯となります。

スポットビームは、前モデルのスイフトRLには無かった機能で、PROになって追加されたモードです^ ^

 

使用時間に関しては照射モードによってかなり幅がありますが、私がよく使う「中」でスタンダード・リアクティブともに最低5時間なので、電池持ちとしてはまあ充分なレベルかと。

本体スイッチの横にはゲージがついており、5段階で電池の残量を確認することが可能。

1個点灯→0〜20% 2個点灯→20〜40%、3個点灯→40〜60%、4個点灯→60〜80%、5個点灯→80〜100%
という具合。

 

また、リザーブ機能というものもあり、電池の残量がわずかになったピンチのとき、自動的にリザーブモードに切り替わり、最低2時間は光量を落として使用できるというものです。

 

では、ここから実際の明るさについて見ていきましょう^_^

検証日は新月の夜 3時過ぎ。
周囲には全く明かりがない登山道という条件です。

今回は、先ほども登場したペツルの「タクティカ」と比較してみたいと思います。

 

タクティカ

弱の6lmだと歩くにはあまりにも視界が悪く、最低でも中、できれば強を使いたくなるのが本音。

しかし、強だとバッテリー持ちが2時間となるので、やはり不安が残る。

 

スイフトRLプロ

リアクティブモード

真っ暗闇の中ですが、弱でも充分、中ならかなり安心して登山ができる印象(^ ^)

タクティカと比べると、同じ100lmでもスイフトRLプロでは光に広がりがあるせいか、全然明るく感じられました。

 

さすがに900lmを必要とする場面は少ないかと思いますが、何が起こるか分からない登山。

いざという時に、このような光量を備えているというのはアドバンテージがあると思います^ - ^

普段はあまり使わないスポットも、ピンポイントで遠くを照らしたいってときには役に立つかも♪

 

スタンダードモード

弱の写真がブレており、すみませんm(_ _)m

こちらは弱だと歩くには暗い印象ですが、中以上であれば充分実用的なレベルです。

 

ただ先ほどのとおり、私はリアクティブモードを使用しますが笑

 

赤色

最後に赤色。

スペック上は、タクティカの赤色よりも明るいはずなんですが、少し暗く感じました。
写真の撮り方が悪かったかも(-。-;

ただ、赤色に関しては明るさを求めるモードではないですし、実際に今まで使ってて問題ないと感じています。

角度調整&ヘルメット用プレート

上下ともほぼ90°まで角度調整することができます。

まあ、普通はそこまで角度を変えることはないでしょうが笑

 

ヘルメット用プレートを取り付ける際、まずヘッドバンドを外します。

この時に少しコツが必要で、両手の指で端っこを押しながら下げていくと簡単に外すことができます。

プレートの取り付けはスライドするだけ。

 

このプレートの裏面にはツメのようなものがあり、本来は差し込み口があるヘルメット(ペツルなら「バーテックス」「ストラト」というシリーズ)に装着するためのプレートらしいです。

写真は私が所有するマムートのヘルメットにテープで無理やりくっ付けた状態ですが、イメージだけでも掴んでいただけたらと(^ ^)

 

ちなみに、写真にあるマムートのヘルメットならヘッドバンドがずれ落ちないように装着する引っ掛けがあるので、そもそもプレートは必要ないです。

登山の安全は足元から!機能性バツグンのヘッドライトで安心を。

今回は、初めて登山関連ということでご紹介してきましたが、ヘッドライトはキャンプでも役に立つアイテムです

 

ただし、スイフトRLプロはお値段も高いので、ある程度の頻度で登山をする方向きのヘッドライト。

キャンプなら途中に登場した「タクティカ」でも充分使えるヘッドライトだと思いますよ(^.^)

乾電池式だと充電忘れもないですし、オートキャンプなら明るさも充分です!

 

逆に登山で使うなら、必ずスイフトRLプロの恩恵が受けられると思います!

私も初めて使った時はホントに感動しましたから(^O^)

 

ナイトハイクをする方に限らず、何が起こるか分からない山ではヘッドライトは必須!

明るく灯してくれるヘッドライトがあると、安心・安全な山行ができますよ♫

 

最後に、今回登場した2つのヘッドライトのリンクを貼っておくので、ぜひ皆さんの使い道に応じたヘッドライトを検討してみてくださいね(^_^)

※2022年5月現在、AmazonではスイフトRLプロの価格が跳ね上がってるようなので、Yahoo!ショッピングなどでご覧ください!

 

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