一風変わった焚き火🔥スウェーデントーチの実際
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今回は、ちょっとした遊び心のある内容の記事を♪

以前のキャンプで友人が手作りの「スウェーデントーチ」を持ってきてくれて、その火を囲んだことがあるのですが、そこで感じたことなどをご紹介したいと思います。

スウェーデントーチって??

はじめにスウェーデントーチって何なん?って話なんですが、簡単に言うと、木の丸太に縦方向の切り込みを入れ、その丸太自体を燃やすことで焚き火をするもの。

なので薪をくべる必要がなく、スウェーデントーチ自体が可燃物となって焚き火をするといった仕組み。

「スウェディッシュトーチ」「ウッドキャンドル」などとも呼ばれるそうで、昔からスウェーデンやフィンランドでは使われていたそうですね(^^)

写真をご覧のとおり、丸太に数箇所の切り込みが入っており、その間から丸太が燃えているのが分かります。

至ってシンプルな作りなので、チェーンソーがあれば自作することも可能ですが怪我のないよう充分注意してください!

まれにキャンプ場でも販売してることがありますし、何気にフリマサイトなんかにも出ててチョット驚きました笑

点火から燃え尽きるまでの姿

まず、着火する際はスウェーデントーチの切り込みの中に着火物となるモノ(紙や枝など)を入れ、火をつけます。

POINT
火をつける際は、スウェーデントーチの切り込みの中に着火剤を入れ、それに火をつけるのが簡単で早いと思います。
使用方法としてはそれだけのことなのでご説明するほどでもないのですが、点火から燃えていく様子と実際にやってみて感じたことを以下にご紹介していきます^_^

まず、切り込みの中に入れた着火剤に点火してすぐの状態。

今回は先ほどの着火剤を使用したため、難なく点火できました♪

けっこう高くまで勢いよく火が出てるのがお分かりいただけると思います。
この時けっこうテンションあがりました笑

 

 

そして数分後の様子。

切り込みの間から酸素が供給され、まだまだ勢いよく火は燃える(^^)

 

 

さらに燃焼が進んだ様子。

燃焼により、切り込みでいくつかに分かれたスウェーデントーチの木が少しずつやせ細ってきました。

この頃から上方向ばかりに出ていた火が横方向にも出てくる印象。

 

 

燃焼はまだまだ続きますが、ここで変化が起きた(゚∀゚)!

なんと、切り込みで分かれたスウェーデントーチの木が燃えて落下。
残っている部分は、依然として調子よく燃えてる。

 

 

さらに時間が経過するとこんな感じに...

スウェーデントーチはすっかり歯抜けのような姿になり、火の勢いもなくなった。

この頃から焚き火として暖かくはなく、ただダラダラと木が燃えてるような印象に^^;

 

 

そのままさらに放置した様子。

ついに火の気はなくなって自然と消火され、炭の状態で木は燃え残った。

時間計測するのを忘れたのではっきりとは言えませんが、点火からここまで2時間くらいかなぁといったところ。

 

とまあ、今回はこんな感じでスウェーデントーチは終了したわけですが、焚き火として実際どうだったのか?
そして、行う際の注意点は? について考えていきたいと思います(^^)

スウェーデントーチの実際

焚き火としての能力

まず、1番大事な焚き火としての実力はどうだったのか?ってところですが、結論から言ううとそれほど暖かくはないと感じました。

着火してから中盤あたりまでは勢いよく火は燃えてたんですが、主に上方向に火があがってしまうことと燃焼が進んでスウェーデントーチの中の隙間が大きくなってからはみるみると火力が落ちてしまったからです。

火力や燃焼の持続時間については、太く大きな木でスウェーデントーチを作ると多少はUPするかと思いますが、安定した火力は得にくいでしょうね^^;

やはり自分のさじ加減で薪をくべておこなう焚き火の方が終始安定した火力がありますし、暖を取るという意味では断然暖かいです。

 

どうしてもできてしまう”燃え残り”

先ほど燃え尽きるまでの様子をご紹介しましたが、どうしても最後に燃え残りができてしまうんです(・_・;)

スウェーデントーチの構造上、中の方から燃焼が進んでいき、木がやせ細って隙間が大きくなるとうまく燃えなくなって、やがて炭の状態で火は消えます。

こればかりは仕方ないのかなぁと思いますが、スウェーデントーチを最初に立てたままの状態できれいに燃え尽きて完結させるのは難しいでしょうね^^;

 

木の落下に注意!焚き火台の併用を。

スウェーデントーチをして危険に思ったのは、燃焼が進み、木がやせ細っていくと木が落下してしまうことです!

例えば、地面が芝なんかだと引火する恐れがありますし、人が近寄っているとやけどをする危険もあります。

あとは、そもそも焚き火台の併用がベターなんじゃないかなぁ〜とも思います!

理由としては、焼け細りによって地面に木が落下することやスウェーデントーチ自体が燃焼物となるため地面に悪影響があること。
また、中途半端に燃え残りができてしまった場合でも、焚き火台があれば残すことなくきれいに燃やせるからです。

以上のことから、スウェーデントーチを焚き火台の上にのせて使用した方がいいですね(^^)

今回の検証は直火OKのキャンプ場で行ったのでルールとしては問題ないかと思いますが、実用面で言えば焚き火台を併用するべきです!

実用性は... でも雰囲気◎の焚き火

燃焼の様子を含め、スウェーデントーチの実際についてご紹介してきました。

少しデメリットが目立つ内容になってしまったかもしれませんが、けっして悪いことばかりではありません!

スウェーデントーチそのものが燃える姿はカッコいいですし、とくに序盤から中盤あたりの火の勢いをキャンプ場で見るとテンションあがりますよ(^o^)

たしかに焚き火としての実力は通常のモノには敵わないかもしれませんが、そこにはまた違った魅了があるのかなぁと思います♪

個人的には実用面のことを考えると、焚き火はいつもスウェーデントーチで。
とはならないですが、もし未経験の方は一度試してみると楽しいかもしれませんよ(*^^*)

それでは(^^)v

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