洞川の隠れ家的存在。泉の森オートキャンプ場 小広荘
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今回は、激戦区ともいえる奈良県天川村からキャンプ場のご紹介。

これまで、このサイトでも天川村のキャンプ場はいくつかご紹介してきましたが、今回は穴場的なフィールドです^_^

実際、今まで何度も天川村に訪れていた私自身もスルーしていました笑

 

今回ご紹介する「泉の森オートキャンプ場 小広荘」は、天川村の中でも洞川地区にあるのですが、小さいキャンプ場のため目立ちにくく、すぐ近くに「フォレスト・イン 洞川キャンプ場」という大きなキャンプ場があるので隠れ家的存在となってるんですよね^^;

以前から密かに気になっていたこともあり、ちょうど紅葉のこの時期にキャンプしてきました♫

 

印象としては、思っていたよりもきれいなサイトで、自然が感じられるいいキャンプ場だなぁと(*^^*)

おばさまが一人で切り盛りしている小さなキャンプ場なので、とても高規格とは言えないですが、最低限の設備という点を割り切れるなら、けっこう当たりなんじゃないかな〜

この規模にして奈良県では珍しいフリーサイトも(^O^)

 

こちらのキャンプ場、ネット上を見る限り情報も少ないので、ぜひ最後までご覧になってくださいね(^_^)

基本情報

住所 奈良県吉野郡天川村洞川187−2
電話番号 0747−64−0006
営業期間 4月頃〜11月頃
※年によって変動があるので要確認
サイト 区画サイト(砂利 or 土)、フリーサイト(土)

料金
(オート:区画+人数単位)

(フリー:人数+車単位)

オートサイト 3000円

+入場料として300円必要

 

フリーサイト 1人1300円

+駐車代として1台1000円必要

INOUT

12時〜翌12時

【デイ】
10時〜17時頃

設備

トイレ、炊事場1ヶ所ずつ

風呂あり

その他

車の乗り入れ可

ゴミ捨て可

薪の販売あり(1箱600円)

ペットOK

AC電源なし

 

営業期間ですが、経営者であるおばさまのさじ加減でざっくりとした印象(笑)

冬季に休業する理由としては、気温が下がり、水道が凍結すると使えないとのことなので仕方ないですね。

なので、冬に行かれる前には必ず事前にご連絡を!

 

オートサイトって名前のとこがいわゆる区画サイトで、もう一つはその奥にあるフリーサイトです。

オートサイトは1区画+人数ごとの入場料、フリーサイトは人数ごとの入場料+駐車代となっており、少し仕組みは異なるものの、わりとリーズナブルではないでしょうか(^.^)

 

オートサイト(区画サイト)、フリーサイトともに車の乗り入れ可能ですが、フリーサイトに関しては、入り口に高さ制限があるので注意が必要!
← 後ほど詳しくご紹介。

 

INOUTもややゆとりのある時間設定で嬉しいですね^_^

デイキャンプに関しても大体それくらいの時間で〜という感じで、多少の融通が効く感じでした。

 

薪の販売もありますが、1束ではなく、キャンプ場に用意されている箱に入る分で600円となってるのが珍しいですね。

この価格設定が安いかと言われると微妙なところですが、多少のサービスがあるかも!?

 

数は少ないですが、ゲストハウスやログハウスもあり、それらの料金はコチラ↓

ゲストハウス 1人2300円
ログハウス 1人4000円

+いずれも駐車代として1台1000円必要

アクセス

キャンプ場までは狭い道を通ることもなく、アクセスは良好。

今回訪れたときは、ちょうど紅葉が見頃だったので道中でもきれいな景色を楽しめました♪

 

ちょっと注意したいのが、キャンプ場へ進入するときに渡る橋が狭いこと。

もちろん、デリカD5やハイエースでも入ることはできますが、右折しながら入るときはぶつけないよう、角に気を配りながら曲がってくださいね(^_^;)

 

橋を渡るとすぐ右手に管理棟があるので、適当な空きスペースに駐車して受付を。

サイト

では、さっそくサイトのご紹介へ。

今回は場内の全体図はありませんが、小さなキャンプ場なので順番に紹介していくことでイメージいただけるかと(^_^)

こちらは管理棟の前から見た場内の様子。

オートサイトという名の区画サイトは場内手前の右側と左側に。
フリーサイトはオートサイトの奥にあります。

全体的に林間サイトの雰囲気ですね♪

 

以下、オートサイトから見ていきましょう(^^)

オートサイト

①右側のオートサイト

 

木や苔の生え方でなんとなくサイトどうしの区切りがついてる感じ。

数は4、5サイトくらいですかね? 曖昧でスミマセン^^;

サイトの地面は土で、後ろは山。

 

ただ1区画は狭いです。
小ぶりなテント向けのサイトで、ツールームテントは厳しいかと...

 

②左側のオートサイト

 

こちらは簡易的に置かれたロープでサイトどうしが区切られており、ざっくりですが6区画ほどに分かれます。

さきほどの右側のサイトに比べるときれいに砂利が敷かれており、1区画も広め。

 

テントやタープが汚れにくく、サイトのアレンジもしやすいので、オートサイトならこちらのほうがオススメかな(^^)

すぐ横には川も流れてます。

 

ちなみに、右側・左側のオートサイトともに車はサイト内ではなく、サイト横に駐車します。

 

2枚目の写真は今回利用したときの様子ですが、ツールームテントを張ってこれだけスペースがあれば、まずまずではないでしょうか?

もちろん、混雑時は焚き火位置に注意が必要ですが^^;

フリーサイト

オートサイトの奥へ進むとこちらのフリーサイトへ。

 

フリーサイトも車の乗り入れ可能ですが、ここで注意したいことが!

写真では少し分かりにくいかもですが、サイト入り口の上部には電線が張られており、地面からの高さが230cmほどしかないのです(゚∀゚)

大体の車は進入できるかと思いますが、私のようにルーフボックスを載せてるデリカはアウト。
念のため、車高の高い車に乗ってる方はご注意を!

 

入り口手前の空きスペースにも駐車可能とのことなので、車は入れないけど、どうしてもフリーサイトがいい! という方は手作業で荷物を運んでくださいね(^^)

 

ざっとサイトの様子をお伝えするとこんな感じ。

とりあえず雰囲気よくないですか(^o^)!?

 

こんな雰囲気でフリーサイトってなかなか無いんですよ〜

しかも、車の乗り入れだってできるんですからポイントも高い!

 

 

フリーサイト内は木が生い茂ってるのでテントスペースこそ限られますが、場所によってはツールームテントだって張れそうな所もありましたよ(^^)

地面は小石混じりの土。

オートサイトと同じく、右側は山、左側は川の横です。

 

こちらのフリーサイト、やはり人気があるそうで、フリーの雰囲気を思いっきり楽しむなら、ぜひ空いてる時期に行きたいですね^_^

唯一の欠点はトイレや炊事場まで少し遠いことかな〜

 

余談ですが、サイトの奥には散策路もありました。

実はこの道を進んでいくと、近くにある「フォレスト・イン 洞川キャンプ場」に続く裏道にもなってるので、行き過ぎないように控えてくださいね^^;

ゲストハウスなど

数こそ少ないですが、場内にはゲストハウスなども。

中は確認していませんが、建物の雰囲気は年季の入った感じですね^^;

設備

小さなキャンプ場なので、設備はほんと最低限なんですが、規模を考えると仕方ないかな〜とも。

写真のように、これからご紹介するトイレとお風呂は、管理棟にくっつくかたちで作られてます。

トイレ

場内にはこちらのトイレ1ヶ所のみです。

もっと言うと、この便器1個のみ。

いちおーウォシュレット付きのトイレですが、トイレ内もすこし狭いめ。

 

空いてるときはいいけど、混雑時はトイレの取り合い合戦になりそうでちょっと怖いですね笑

炊事場

炊事場も簡易的な造りで1ヶ所のみですが、流し台は2つあるので少しは分散できそう。

設備としては、洗い物をするには不自由はないかなといった感じ。

 

ただ、おそらく天然の水を引いてるせいか、蛇口からの水流がけっこう不安定です笑

慣れれば問題ありませんが、多少水が飛び散ったりするのでご注意を^^;

お風呂

シャワーではなく、お風呂があるのもけっこう珍しいですよね^_^

中はと言うと、これまた手作り感の溢れる造りですが、たまにはこんなお風呂に浸かるのもいいのでは!?

 

オーナーさん曰く、お湯を沸かすのに多少時間がかかるようなので、入りたい場合は少し前にお伝え下さい。

利用料金は、1人500円とのこと。

ゴミ捨て場・灰捨て場

ゴミは分別し、炊事場横に置いて帰るシステム。

灰捨て場所もその近くにあります。

 

天川村は指定のゴミ袋が必要ですが、ゴミ袋代もキャンプ料金に含まれてるらしいので、ありがたいですね(^^)

キャンプ場横には川も

キャンプ場横の川は上流に位置し、水深が浅いのでがっつり泳げるわけではないですが、ちょっと川遊びって感じにはもってこいかと思います(*^_^*)

水もとってもきれい♪

 

川への下り口が2ヶ所ほどありますが、階段はついていないので転倒しないように注意してくださいね。

社殿の奥から湧き出る神水「泉の森」

じつはこちらのキャンプ場、神水が湧き出るスポット「泉の森」という場所がすぐ横にあります。

キャンプ場の名前の由来もそこからでしょう(^^)

 

天川村には「ごろごろ水」「神泉洞」「泉の森」の3つの湧水があり、それらをまとめて洞川湧水群と呼ぶそう。

キャンプ場への橋のすぐ横に架かる赤い橋を渡ると、泉の森へ。

 

神様を祀る社殿の横を進んで行くと、ひそかに湧き出る「泉の森」が。

ここへは自由に立ち入ることが許可されており、入れ物があれば汲むこともOKなので興味のある方はぜひ(^^)

ぜひ洞川温泉へもどうぞ

キャンプ場のお風呂もアリですが、洞川地区に訪れたならぜひ入りたいのが洞川温泉。

洞川温泉センターは、キャンプ場から車で5分足らずとアクセスも良好。

 

桧の浴槽に、露天風呂もあり、周りの洞川温泉街も雰囲気あって見どころいっぱいなのでぜひお立ち寄りください(^○^)

 

営業時間 11時〜20時
※最終受付は19時30分
休館日 毎週水曜日
料金 大人700円、子ども200円(3歳以上小学生以下)
電話番号 0747−64−0800

 

まとめ

アクセス
料金
設備
景観・総合

 

山間のキャンプ場ですが終始、道路事情は良くアクセス面ではとくに心配ないかと思います。

 

オートサイト、フリーサイトともに料金もお手頃で、利用しやすいですね♪

とくにフリーサイトだと、ソロで来てもお安くキャンプできるのが嬉しいポイント(^o^)

 

トイレが1個のみ、必要最低限の炊事場ということで、設備面は辛口評価になってしまいましたが、規模を考えると目をつぶってもよいところかなぁと...

トイレが少ないという問題だけでも、もう少し改善されればバッチリなんですけどね^^;

 

となんだかんだ言ってきましたが、トータル的には思っていたよりも良かった!また来たい!! と思えるキャンプ場でした。

フリーサイトも魅力的ですしね(^_-)

 

実際、根強いリピーターさんもおられるようで、キャンプ2日目にもお一人出会いました(^^)

設備面は多少我慢しても、”落ち着いた雰囲気の中で静かにキャンプしたい”と願うキャンパーさんが多いのかなぁという印象でしたね。

 

情報過多の時代の中、それを見守るように静かに佇むキャンプ場。

ぜひご参考までに\(^o^)/

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