今回はひさびさに無料のキャンプ場をご紹介します!
今回ご紹介するコチラのキャンプ場、関西のキャンパーさんならご存知の方も多いのでは!?
瀬戸内海を目の前にしてキャンプができること。
そして何より無料でキャンプができることから、一度は訪れてみる価値あり!
とは言っても良いことばかりではないはず。
いくつかの注意点をはじめ、実際に私が感じたことをぶっちゃけトークで綴りつつ、このキャンプ場の魅力をたっぷりとお伝えしていきたいと思うので、最後までよろしくお願いいたします(^o^)
目次
基本情報
住所 | 兵庫県赤穂市尾崎字丸山2296−3 |
電話番号 | 0791−25−8611 |
営業期間 | 通年営業 |
サイト | フリーサイト(草地と土)、区画サイト(土) |
料金 | 無料 |
INOUT | フリー |
設備 | トイレ2ヶ所 炊事場2ヶ所 |
その他 |
車の乗り入れ不可 ゴミは持ち帰り 薪の販売を含め、管理棟も無し |
通年営業!
無料!!
INOUTフリー!!!
こちらのキャンプ場を語るには、これらのメリットを放ってはおけません。
いや〜素晴らしい(^○^)
場内には管理棟という名の建物はありますが、基本的に無人なので勝手に入って勝手にやっちゃってくださいっていうシステム。
よって予約や受付の必要はなし!
ただ、それがゆえにいい場所は早いもの勝ち^^;
車の乗り入れができないことから、とくに駐車場近くのサイトは競争率高めですね(・・;)
土日なんかは場所取りがかなり難しいと思うので、平日をチョイス or 早めに行かれることをオススメします!
サイトに関してはフリーサイトと区画サイトの両方があるとしてますが、ほとんどの方はフリーサイトを利用することになるかと思います。
理由としては、区画サイトはソロ用のサイトと言う位に狭いことと、このキャンプ場の売りである海がほぼ見えないことです。
サイトのことについては、後ほど詳しく見ていきますね(^^)
設備については、正直言って無料キャンプ場それなりというレベル。
必要最低限は備えられていますが、キレイ好きの方はチョット厳しいかも...
サイトや設備の詳細は以下をどうぞ〜
アクセス
高速道路 or 下道どちらで行かれるにしても、キャンプ場までの道路事情は良好なので問題はないかと思います。
ただ、ルートによってはキャンプ場近くに中が狭〜いトンネルがあるので注意してください。
車幅によってはトンネル内で対向ができないことがあります^^;
大きな看板などは無いのでキャンプ場とは分かりにくいですが、到着したらまずは広い駐車場があります。
駐車場入って右手がキャンプ場となり、サイトへの車の乗り入れができないため、もし空いていればぜひできるだけ近くへ駐車を(^^)
チェックイン受付の必要がないため、車を停めたらそのままサイトへGO!
サイト
駐車場へ入って右手にあるキャンプ場内への入り口。
ご覧のように鉄製の柵がされているので、これ以上奥への車の乗り入れはできません。
荷物の搬入を考えると、誰しもがなるべく近いほうがいいわけで...
つまりこの入り口に近いところから駐車場は埋まっていくので、この時点からすでに場所取りは始まっている^^;
そして、これがキャンプ場内の全体図。
基本情報のところでフリーサイト、区画サイトの両方があるとお伝えしましたが、基本的にはフリーサイト目当てで来られる方がほとんどではないかと思います(^^)
フリーサイトの開放感と海を眺めながらのキャンプは最高ですからね♪
ただし、フリーサイトと言っても場内のどこにでもテントを張れるわけではなく、現実的にはいくつかのエリアに限られます。
そこで今回はフリーサイトを勝手に①〜③の3つに分けちゃいました。(全体図に赤字で書いた①〜③のエリア)
ちなみに、区画サイトは全体図に小さな三角形で書かれてるところです。
たしか20数ヶ所あったような(・_・)
以下に①〜③のフリーサイトと区画サイトに分け、動画を交えながらご紹介していきたいと思います(^^)
①駐車場近くのサイト
こちらは場内に入ってすぐ左手にあるサイトです。
場内に入ってまず目に入るコチラがおそらく1番人気のサイトではないかと思います!
理由としては、少し高台になった場所からのオーシャンビューが素晴らしいことと、何より駐車場から最も近いから(^o^)!
ただ、このサイトの中でも海の目の前の場所が眺めが良く、そこから少し離れると「目の前に海っ!」っていうイメージではなくなります^^;
ほんとに海の目の前の場所は、人数とテントの大きさにもよりますが3組くらいが限界かなぁといった感じ。
駐車場といい、サイト内の場所取りといいけっこう競争率高め(・_・;)笑
地面の性状は草が生えてて、その下は土。
それほど固い土ではありません。
サイト内に少しだけある謎のコンクリート部分は荷物を置いたりするとき何気に便利です笑
②大きな木の下のサイト
①のサイトから少し奥へ進むとコチラのサイトが見えてきます。
ただ、石で舗装された道をそのまま進むのではなく、土の道をまっすぐ進んでくださいね(^^)
①のサイトとはずいぶん印象が変わり、大きな木があるおかげで日陰ができてて涼し気な感じ♪
ここならタープが無くても大丈夫かも(^^)
海からは少し離れることと、木が生えてるため絶景のオーシャンビューとはいきませんが、木の間から見る海も味があっていいかもですね(*^^*)
地面は土でほとんど草は生えていません。
サイト内には、木に吊るされた手づくり感満載のブランコも笑
木が腐ってる感じはしませんでしたが、遊ばれる際は自己責任の上でご注意を。
③炊事場横のサイト
①のサイトから場内の石の道をそのまま進んでいくと、使われていない管理棟とシャワールームがあり、その奥がこちらのサイトになります。
こちらのサイトもけっこう開放感があり、目の前に遮るものがないので素晴らしい海の眺めですね(^o^)
地面の性状は、サイト内の真ん中辺りが土でその周辺に草が生えてる感じ。
炊事場がすぐ横なので便利なんですが、駐車場からは遠いので荷物の運搬問題をクリアできるならオススメですよ(^^)/
区画サイト(テントサイト)
こちらはテントサイトと名前が付けられてますが、要は区画サイトです。
テントサイトへ通じる道はいくつかあって、区画も20数ヶ所あります。
先ほどご紹介した3つのフリーサイトの上の方に位置することと、木が生い茂った林の中にあるため、海を眺めることはほぼできません(^_^;)
そのかわり、ソロなんかで落ち着いた雰囲気で楽しみたい方はアリなのかもですね。
ただ注意すべき点は、1つ1つのサイトが狭い!
3枚目の写真は、偶然にもソロ用のテントが張りっぱなしで放置されていたサイトの様子ですが、その狭さがお分かりいただけると思います笑
さらに、テントサイト内では焚き火が禁止されている点にも注意が必要!
これらのことを考えると、やはりフリーサイトが断然オススメですね(゚∀゚)
設備
トイレ
トイレは計2ヶ所。
キャンプ場の駐車場に1ヶ所、もう1ヶ所は場内の中央付近にあります。
3つのフリーサイトからだと大した不便はないですが、奥の方の区画サイト(テントサイト)だとけっこうツライかも...
①駐車場のトイレ
駐車場から近くのサイトを勝ち取ったなら使用するであろうこちらのトイレ。
ご覧のようにクオリティはそれなりです^^;
個人的には問題ないレベルでしたが、正直言ってキレイではありません!
きれい好きの方や女性なら躊躇するかもなので、そのあたりは覚悟のうえで笑
トイレットペーパーはきちんと備え付けられてました!
②場内中央付近のトイレ
こちらはサイト内の中央付近にあるトイレ。
先ほどと同じで正直キレイとは言えないレベル。
ただ、こちらにもトイレットペーパーはきちんとありました。
炊事場
炊事場も場内に計2ヶ所。
1つは場内の中央付近。
もう1つは場内のかなり奥の方にあるので、駐車場近くのサイトからだとけっこう不便です(*_*)
ここで、駐車場近くのフリーサイトだと眺めが良くトイレも近いが、炊事場が遠いというジレンマが...
まあ料理に力を入れなければ大丈夫でしょうが、場所によっては洗い物をする際に不便は感じるかもしれませんね。
①場内中央付近の炊事場
屋根こそありますが、流しの様子はご覧のクオリティ。
まあ洗い物をするくらいなら問題はないかな!?
流しの横にはかまど的なものもありましたが、どうやら炭捨て場化してる模様^^;
②場内の奥にある炊事場
こちらも屋根付きで、先ほどの炊事場と比べると少し清潔感を感じます。
ただ、立地が悪い(;_;)
場内でもけっこう奥の方にあるため、3つあるフリーサイトでキャンプする方はこの炊事場を使うことはないかな〜
実際に感じたこと・注意点
場内の使用に制限なし。しかし現実は...
丸山県民サンビーチの場内ですが、じつは「サイト」のところでお伝えした場所以外に関してもとくに立ち入りが禁止されているわけではなく、テントの設営ができないわけではありません。
ただ、上の写真のように海に近い浜辺付近は、以下の注意が必要です。
①石がゴロゴロの下は地面が緩く、ペグの効きが悪い。
②満潮時の水位に注意。
③釣りをされてる方も多数。
とくに地面に関しては思った以上にペグの効きが悪く、不安定なのでテントなどの設営には注意が必要です!
実際に今回訪れたときは雨で、一度は設営できたタープが目を離したスキに完全に倒れてました(゚∀゚)
なので利用者が多く、やむ得ない場合を除いては浜辺付近をキャンプに利用するべきではないかなぁ〜と思います。
利用できない設備もいくつかあり
①使われていない!?管理棟
場内を奥へ歩いていくと管理棟と書かれた建物がありますが、こちらはどうやら使われてない様子。
ここで再確認ですが、あくまでキャンプに関しては予約・受付不要であり、場内も無人となっているため、建物だけが存在してる感じです。
②常時は使用できないシャワールーム
場内にはシャワールームと書かれた建物がありますが、これまた使用不可。
というより、キャンプのためではなく、海水浴客のためのシャワールームではないかと思われます。
なので夏場にキャンプに行き、シャワールームで汗を流そう!と思っても使えないのでご注意くださいね^^;
③廃墟となったトイレ
ここはあえて使おうと思う方はいないと思いますが、参考までに。
場内をずっと奥へ歩いていくと行き止まり手前にトイレの建物がありますが、ここはすでに廃墟と化しているため使用不可!
今回は確認のために中を覗きましたが、けっこう怖〜いのでやめておくことをオススメします笑
まとめ
アクセス |
|
料金 |
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---|---|---|---|
設備 |
|
景観・総合 |
|
高速道路で行くにしても最寄りのICからわりと近く、アクセスは良好かと思います。
料金に関しては無料なので文句なしの☆5つ!
こちらのキャンプ場、最大の欠点としてはやはり設備面(^_^;)
ただ、トイレや炊事場の清潔感は目をつぶる必要がありますが、無料ということを考慮すれば個人的には充分なのかなとも思います(^^)
管理棟がないので、薪や燃料系など全てのものを持参する必要がありますが、いちお〜場内に入り口には自販機があります(^^)
最後になりましたが、丸山県民サンビーチは貴重な無料のキャンプ場。
直火禁止との看板があるにもかかわらず、場内には明らかに直火をした痕跡が残ってたり...
もちろん丸山県民サンビーチに限ったことではないですが、キャンパーはルールを守り、大切なキャンプ場をいつまでも残していく努力は必要だとあらためて感じました。
あっ!
今さらですが、丸山県民サンビーチに行くなら牡蠣の時期がオススメかも笑
Have a good camp\(^o^)/