間違いなく不朽の名作❗ テンマクの「サーカスコットン」
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今回ご紹介するのは、テンマクデザインから「サーカスコットンバージョン」というテントです!

テンマクデザインと言えばサーカスTC!!ってくらい知名度は高く、皆さんもほとんどの方がキャンプ場で1度は見たことがあるのではないでしょうか!?

私が所有しているのは、そのサーカスTCと兄弟的?な存在で、TCよりも後に発売されたコットンバージョン。

TCと大きさはまったく一緒で、その違いはズバリ素材と色!
そのあたりについては、後ほど詳しく見ていきますね(^^)

 

さあ、こちらのテント。
先に言っちゃうと、タイトルどおり素晴らしいテントだと思います!

その理由は使い勝手と設営のしやすさ!

そして何より良心的な価格設定(*´∀`*)!!

今回は、主に設営の仕方という視点からこのテントについてご紹介していきたいと思います。

では、今回も最後までお付き合いをお願いします^_^

設営は簡単スピーディー!

まず、収納された状態はこんな感じ。

大型幕ではないので、テント本体、ポール、設営用ガイドセット、ペグ、張り綱が1つの袋に収納されてます。(いちよ〜取説もあり)

ペグに関しては、設営用ガイド分×1、本体用×15が付属しますが、私はテントの固定にはスノピのソリッドステーク(30)を使ってます^_^

では、さっそく設営してみましょう(^o^)

 

これはサーカスコットンに限ったことではないですが、いわゆるワンポールテントには設営するためのガイドが付属します。

そもそもワンポールテントとは、テント中央に位置するポール、そして周囲のペグにセッティングされたテープとのテンションで自立し、本体を支える構造になってます。

なので、テントを自立させるためにはポールを立てる前にペグダウンし、テント本体のテープを引っ掛けておく必要があるのですが、何もない状態だと適切な位置が分かりませんよね!?
(自分の感覚だけでペグの位置が分かるっていう強者はのぞく笑)

そこでペグダウンの位置決めをするために、設営ガイドを使用するわけです(^^)

 

前置きが長くなりましたが、サーカスの場合はこれに必要なペグの本数は5本。

まずは設営ガイド中心にガイドテープのグロメットを通したペグ(←位置ズレ防止用)を打ち込む。

そして、ガイドの角にテープが通るよう合わせ、たるみがないよう引っ張った状態でテープの端っこにペグを打ち込みます。
これを同じ要領で5ヶ所。

ペグを5ヶ所セッティングし終わったらこんな感じ。

ここまで来ると設営ガイドは必要ない、と言うか邪魔なので撤収してくださいね(^^)

テントを広げ、テント本体5ヶ所のテープを先ほどのペグに引っ掛けます。

ここで忘れてはならないのがベンチレーターのセッティング!

テント頂点にある2ヶ所のベンチレーターをマジックでとめてセットしておきます。
←テントを立てた後だと手が届かなくなりますよ〜(^_^;)

POINT
テントの開閉したいドア側のテープは引っ掛けないこと!
設営後にドアが開けられなくなります^^;

ここまで来るともぉ終わったようなもの♪

いずれかのドアのチャックを開け、ポールをセットしてエイッと持ち上げるだけ!

これで自立するはずですが、風などの影響も怖いので早めにテント本体の各テープを引っ張ってテンションをかけます。

先ほどまでの状態で使用できなくもないのですが、取説どおり私は張り綱を使用すべきだと思ってます!

その理由は風などに対する耐久性UPはもとより、完成し終わった時の幕体の張りなど、美しさが違うからです。

写真では分かりにくいかもしれませんが、張り綱を使用した時としなかった時とではどうしても細かい部分のシワの残り方に差が出ます!

 

とまあ、ざっと駆け足で設営手順をご紹介しましたが、簡単そうじゃないですか(^^)!?

けっこう細かく説明をしてもこれくらいなので、数あるテントの中ではかなり設営しやすい部類だと思います。

それでは、続いて中身を見ていきましょう(^O^)

使い勝手も◎

先ほど完成したサーカスコットン(^^)

設営面は簡単で扱いやすかったですが、完成したテントの使用感はいかに?

そのあたりをいくつかの点に注目しながらご紹介していきたいと思います♪

手頃な幕内スペース

幕内にイスや小型のテーブル、コットと寝袋などをセッティングした状態です。

写真をご覧のとおり、ソロキャンプでは十分な幕内スペース♪

イメージ的には、ソロでは贅沢かつある程度好きなレイアウトを作ることが可能。
就寝スペースや小さめのテーブルなど、中に入れる物を限定すれば2人でも使用可能って感じかな。

頑張れば3人以上でも使えなくないですが、ワンポールテントではどうしても隅っこにデッドスペースができてしまうので、快適に使うとなると2人までかなぁと思ってます。

私が知ってるご夫婦キャンパーさんは、いつもサーカスでキャンプされてますよ(*^^*)

ドアは2面

ドアは全部で2面。

あまり使用頻度は多くないかもしれませんが、フルオープンにすると開放感のある仕様にすることもできます。

サーカスコットンでは以前のサーカスTCの一般的なファスナーから粗目のビスロンファスナーに改良されてます。(現行のサーカスTCもビスロンファスナーになってます)

これにより、厳冬期のキャンプでファスナーが凍結するリスクを軽減されたんだとか♪

私は今のところこのファスナーによる恩恵を感じたことはありませんが、今後経験すればまた記事にしたいと思います(^^)

そして、ドアをオープンにする際は、輪っかに留めるためのパーツを通して固定。
こちらは他のテントでもよくある固定方法で、ドア1面に対して2ヶ所で固定するようになってます。

ベンチレーションとスカートも!

テント上部にはベンチレーションが2ヶ所あり、換気もバッチリ!

写真の黒いメッシュ部分がベンチレーションですが、もちろん雨天時に雨が侵入してくることはありません。
ここは常に開放するのが基本的な使い方。

ついでに写真では見切れてますが、テントのポールにはランタンハンガーも付いてます。

 

そして、テントの足元には冷気や風をシャットアウトするためのスカートもしっかり装備!

この部分はポリエステル製になってますが、ここは地面と接するので汚れやすいし、乾きにくい部分なので適切な設計だと思います^_^

こちらのスカート、テント全周に付いてるわけですが、より効果を発揮するためのペグポイントがスカートの各角っこと中央部分にあります。

買うならTC or コットン??

2020年4月現在、サーカスコットンの他にも
サーカスTC
サーカスTC DXダックグリーン
サーカスTC DXサンド
さらにはサーカスTC BIGなど多くの商品ラインナップがあります。

DXってのは、従来のサーカスTCなどに片方の入り口が立ち上げ可能なサイドフラップが装備されたNewバージョンです。

さらに、限定販売されたサーカスTC DX SOLUM(かぼちゃ色っぽいやつ)なんてのもありましたね♪

はたしてサイドフラップが必要なのか?ってのが疑問なところですが、今回は従来モデルであるサーカスTCとサーカスコットンについて比較してみたいと思います(^^)

 

サーカスTC サーカスコットン
サイズ 420×420×280(h)cm 420×420×280(h)cm
素材 ポリエステル65%、コットン35%
(スカートはポリエステル)
コットン100%
(スカートはポリエステル)
サンドカラー
重量 約10.9kg 約13.5kg
価格 31,800円(+税) 39,800円(+税)

※価格は2020年4月現在のもの。

とこんな感じ。

大きさは全く同じで、1番の違いは商品名のとおり素材!

どちらも現物で比べましたが、雨天時の雨の侵入は無く、冬の結露に関しても両方とも見られませんでしたね(^^)

ただ、コットンの方が100%コットンで作られてる分、触った感じはゴツい、ゴワゴワしてると感じました。

私がコットンの方を使用してるので、TCと比べて気になる点を以下に挙げてみました。

チョット重い?

これはコットンの宿命ですが、ポリエステルなど化学繊維系のテントに比べると重たいです。

コールマンのタフスクリーン2ルームハウスが約16kg、大型幕のスノピのランドロックですら約22kgですから、サイズのわりに重たいことがうかがえます。

TCの方が約2.6kg軽いので設営など若干扱いやすいかもですが、正直ここは好みですね^^;

かと言って、男性なら1人で持ち運びできるレベルだと思うので、ゴツい生地感を体感してみたい方はコットンもアリだと思いますよ!

正直汚れやすい^^;

コットン100%であることとテントが真っ白であることから、ぶっちゃけ汚れやすいです^^;

とくに雨の日の土サイトは要注意!
私は常に汚れ防止のブルーシートを持参してます。

そのおかげか今のところ目立った汚れは無く、きれいに使えてます。
いざとなったらコットンですし、洗っちゃえばいいか!なんて思いますしね笑

これも好みになっちゃうんですが、サーカスコットンはホントに真っ白(ノルディスクのクリームっぽい白よりも真っ白な感じ)なので、白いテントに憧れがある方は挑戦してみてはいかかでしょうか^_^!?

あと、何気に使ってる人が少ないので、キャンプ場で被ることを避けられます笑

近年のキャンプブームに思うこと

これはとくにサーカスTCの話ですが、いつの日からかずっと在庫切れの状態が続きましたね。

実際に2020年4月現在、サーカスTCとサーカスコットンに関しては、定番商品ではなくなり、年間何度かの入荷はあるものの購入するのが難しくなってます。

以前は普通に買えたのにね...

思いおこせばキャンプブームと言われだし、キャンプギアが溢れ出した頃からこのサーカスの慢性的な在庫切れ状態も始まったのです。

そして、フリマサイトでは定価よりはるかに高い値段で売買されてたり...

なんかねぇ〜
キャンプに活気が出るのはいいことだけど、そういうのは違うんじゃないか?って思っちゃうわけですよ(-_-)

きっと純粋にテントが欲しい人もいるのでね。

今回はあくまでテントの紹介記事なので、あまりディープな話はやめておきますが、キャンプってもっと素直に楽しむものだと思ってます。

人気なのにはきっと理由がある!

思ってたよりけっこうボリュームのある記事になってしまいました(^_^;)

それだけ私がこのテントが好きだと感じていただければ笑

サーカスTCが爆発的な人気を博し、今ではキャンプ場で見ないことがないくらいになりましたよね(^^)

そして、今回ご紹介したサーカスコットン。

それだけ多くのキャンパーさんが使ってるには、絶対に理由(ワケ)があるんです!

そうこのテント、価格と性能のバランスがとても優秀!!

キャンプギアが多くなるにつれて高価なテントも増えてきた中、3万円〜4万円で買えるテントとしては本当にモノがいいと実感してます(^o^)

TC or コットン、両者の使用感にさほど大きな違いはないと思うので、テントの色、他のキャンパーさんとの絡みなどを考慮して検討してみてください(^^)

あと、今すぐに欲しい方はDXバージョンもね♪

それではまた次回もよろしくお願いします(*^^*)

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